2024/11/08交流活動
北京小湯山医院からリハビリ・予防医学分野の訪日団が来日
2024年10月30日(水)~11月3日(日)にかけて、北京小湯山医院より2名の先生方が来日されました。今回の訪日は、日中間におけるリハビリテーションおよび健診・予防医療分野の学術交流を深め、康養および予防医学事業の質の高い発展を推進することを目的としたものです。
先生方は、湘南慶育病院および東京大学医学部附属病院国際検診センターを訪問された後、岡山で開催された「第8回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会」にも参加されました。
湘南慶育病院では、健診・ドックセンター検査科科長の松林守先生より「湘南慶育病院の取り組みとICTによる健康診断・人間ドックおよび地域医療情報連携」について、リハビリテーション部長の久保雅昭先生より「日本の回復期リハビリテーションの現状と将来」について、また石川島記念病院院長補佐の池崎清信先生より「日本における高齢化とリハビリテーションを含めた医療制度改革」について、それぞれご講演いただきました。併せて、健診センターおよびリハビリテーション部門の施設見学も行われました。
東京大学医学部附属病院では、国際検診センター長の飯塚陽子先生のご案内のもと施設を見学され、健診受診者に対する栄養管理の重要性や、具体的な栄養指導の取り組みについての説明がありました。
また、「第8回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会」では、「リハビリテーション医学の広がり」をメインテーマに、日本の専門家と活発な意見交換や討論が行われ、有意義な学術交流の場となりました。
先生方は5日間にわたる訪日交流を終え、11月3日に無事帰国されました。

▲湘南慶育病院にて記念撮影
(右から2人目:池崎清信先生)

▲東京大学医学部附属病院 国際検診センターにて
センター長・飯塚陽子先生より栄養指導に関する説明の様子

▲当センターにて記念撮影