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2022/06/17交流活動

深圳市衛生健康委員会病院管理オンライン研修会

 5月20日(金)~22日(日)、深圳市衛生健康委員会病院管理オンライン研修会が行われました。今回の研修会ではアメリカ、ドイツ、ベルギー、シンガポール、日本をはじめとする国の専門家から病院と各部署のパフォーマンス管理と評価、病院のイノベーション管理と開発におけるヨーロッパの経験、高性能医療チーム作りとリーダーシップの向上、ヘルスケア管理と病院戦略管理におけるコミュニケーションスキル、医療キャリア/管理/リーダーシップの役割のバランス、医療の質と安全性の向上などについて三日間研修が行われました。

 5月22日(日)午後、東京医科大学茨城医療センター病院長、NPO法人卒後臨床研修評価機構専務理事の福井次矢先生が日本代表講師として招かれ、「医療の質と安全性の向上」についての講義が行われました。講義後の質疑応答の時間では、講義内容に関する質問だけでなく、医療の本質に関する討論も積極的に行われ、三日間研修の最終講義とは思えないほどの盛り上がりを見せました。

 研修会終了後、深圳衛生健康委員会担当者からは、福井先生の講義内容は、質の高い医療の実践(EBM)、理に適った医療の指標:エビデンスとQI、及び日本でのQIを用いた医療の改善活動(病院での実践)、QIの測定・公開に関する世界の動向などを詳しく分かりやすくご紹介頂き、大変勉強になる素晴らしい内容で大好評だったと受講者からの感想とともに、コロナ禍で、従来の相互訪問ができない中、オンラインの活用により、深圳市の病院と日本の病院間で病院管理交流や専門領域別交流を更に深めていきたいと、今後の交流について期待の言葉が寄せられました。

▲福井次矢先生講義中の様子

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