2022/06/15交流活動
日中「医脈相承」オンライン交流会開催
5月24日、千葉大学医学部附属病院と中国中医科学院広安門病院とのオンライン交流が行われました。
千葉大学医学部附属病院から副院長・食道胃腸外科科長 松原久裕教授、早野康一准教授、中国中医科学院広安門病院からは党書記王笑頻先生、副院長李傑先生、腫瘍科部長侯煒先生、胃腸外科部長李軍先生はじめ10名以上の専門家が交流会に参加され、司会は広安門病院国際医療部の劉馨雁部長が務めました。
▲オンライン交流中の様子
▲中国側会場
王笑頻党書記の開会挨拶の後、日中双方の専門家から悪性腫瘍について講義を行いました。
松原 久裕先生の演題:「開胸による食道癌に対する低侵襲化手術」
▲松原久裕先生講義中の様子
李傑先生の演題:「消化器癌の治療における中医薬の優位性とエビデンスに基づく研究」
▲李傑先生講義中に様子
早野康一先生の演題:「上部消化管腫瘍の低侵襲治療」
▲早野康一先生講義中の様子
李軍先生の演題:「医学衷中-腹部症候群手術の初歩的な探査」
▲李軍先生講義中の様子
双方の専門家は腫瘍の中医的な治療の研究発展、胃腸腫瘍の低侵襲手術、および伝統的な中医と西洋医学を統合した腹部外科手術の臨床治療及び最新手術などについてディスカッションが行われました。
最後に、双方の専門家から、今回の交流をきっかけに、コロナ終息後のより多くの対面交流に期待の言葉が寄せられ、3時間に及ぶ交流会は暖かくて和やかな雰囲気の中で終了しました。
▲質疑応答中の様子
▲交流中の様子