2021/08/02交流活動
日中臨床試験(統計解析)オンライン国際交流会開催
7月23日、慶應義塾大学病院と浙江省人民病院間の日中臨床試験オンライン交流会が行われました。
▲オンライン交流の様子
今回は慶應義塾大学病院佐藤泰憲准教授を講師としてお招きし、浙江省人民病院薬学部黄萍部長、司会を務めた鄭小衛先生をはじめ20名余りの専門家が交流会に参加されました。
佐藤泰憲准教授は慶應義塾大学病院臨床研究推進センター生物統計部門長で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)、国立がん研究センター研究所、ハーバード大学公衆衛生大学院、千葉大学大学院医学研究院等を歴任し現在に至っています。
学外活動として、厚生労働省薬事・食品衛生審議会、厚生労働省国民健康・栄養調査企画解析検討会、日本医師会治験推進評価委員会などの委員を務めております。
▲佐藤准教授(右上)講演中のご様子
当日、佐藤准教授は「臨床研究の計画—統計的勘所」とした演題で講演を行い、臨床研究計画の症例数設計、事例紹介、最近の生物統計のトピック等について紹介されました。
▲ディスカッションの様子
講義のあと、双方間で日中臨床試験の差異や経験について意見交換が行われ、友好的な雰囲気の中で交流会が終了しました。