2023/01/24交流活動
日中(天津)産婦人科オンライン交流会—午前の部:卵巣がん
11月26日、日中の複数の病院参加のもと、日中(天津)産婦人科オンライン交流会が行われました。今回の交流会は「午前の部」と「午後の部」の二部構成で実施されました。
▲開会式
午前の部では、卵巣がんを中心に、国立がん研究センター東病院婦人科からは田部宏科長、中央病院婦人腫瘍科からは加藤友康科長、宇野雅哉先生、そして両病院の医師や関係者が交流会に出席されました。
天津医科大学總病院からは薛鳳霞教授、天津医科大学第二病院婦人科主任医師孫俊杰先生、天津市腫瘍病院婦人腫瘍科主任医師劉文欣先生などの医師と関係者が交流会に参加されました。
今回の交流会はライブ中継も並行して行い、中国全土からの医師や関係者延べ5600名以上の方が視聴されました。
▲薛鳳霞教授によるご挨拶ご紹介
薛鳳霞教授から開会挨拶及び病院・診療科紹介が行われた後、東病院田部宏科長、中央病院加藤友康科長からそれぞれご挨拶と病院・診療科紹介がありました。また、講演においては、田部宏科長、宇野雅哉先生、孫俊杰先生、劉文欣先生からそれぞれのテーマで講演が行われました。
▲田部宏科長によるご挨拶・ご紹介とご講演
田部宏科長の演題:「卵巣癌初期、進行期Ⅰ期に関する研究」
▲孫俊杰先生によるご講演
孫俊杰先生の演題:「維持療法時代の卵巣がん治療に関する考え方」
▲加藤友康科長によるご挨拶ご紹介
加藤友康科長よりご挨拶と病院・診療科紹介
▲宇野雅哉先生によるご講演
宇野雅哉先生の演題:「卵巣がん進行ステージⅢ・Ⅳの手術治療」
▲劉文欣先生によるご講演
劉文欣先生の演題:「進行期卵巣がんの治療」
講演のあと、双方からは、卵巣癌 I 期補助化学療法や手術術式・予後、JGOG3020、そして進行期卵巣癌の治療や腫瘍減量手術等を中心に、卵巣がんの研究と治療に関して活発な質疑応答と交流がなされました。
▲質疑&交流の様子
Withコロナ時代ではありますが、オンラインを活用した交流会で日中の現状を共有し、最新の研究や診療経験を交流する大変有益な機会となったことに双方とも歓迎の意を示され、コロナ終息後の相互訪問や更なる交流に期待を寄せることで、和やかな雰囲気の中で交流会が終わりました。
▲オンライン記念撮影