2022/08/19交流活動
日中婦人科腫瘍オンライン交流会–子宮内膜がん
8月15日、山梨大学医学部附属病院と北京産婦人学会首都婦幼分会、北京市朝陽区婦幼保健院との婦人科腫瘍オンライン交流が行われました。
▲交流会クラウド記念撮影
山梨大学医学部附属病院産婦人科からは婦人科腫瘍主任である端晶彦教授、外来医長である大森真紀子教授及び同科医師等十数名に加え、山梨大学副学長である茅暁陽教授(国際交流担当)も交流会に出席されました。
▲中国側会場の様子
北京市朝陽区婦幼保健院からは孫志華副院長、陳小勁副院長、医務部任虹部長、婦人科鄭華部長、生殖調節科焦蕊麗部長、北京産婦人学会韓国慶副秘書長、Global Traditional Chinese Medicine雑誌(中国国家衛生健康委員会主管)沈燕寧副社長、双橋病院婦人科劉暁麗部長、北京王府中西結合病院董文輝部長チーム、北京四季青病院楊紅部長チームなど、朝陽区にある40以上医療施設の医師や関係者が交流会に参加されました。
今回の交流会はライブ中継も並行に行い、中国全土から8000名以上の医師や関係者が視聴しました。
▲孫志華副院長よるご挨拶
▲端晶彦教授よる病院・診療科紹介
孫志華副院長から開会挨拶及び病院・診療科紹介が行われた後、端晶彦教授からご挨拶と病院・診療科紹介がありました。その後、大森真紀子教授と鄭華部長がそれぞれのテーマで講演を行われました。
▲大森真紀子教授よるご講演
大森真紀子教授演題:「日本における子宮内膜がんのスクリーニング検査と診療経験」
▲鄭華部長よるご講演
鄭華部長演題:「中国における子宮内膜がんのスクリーニング検査と診療現状」
講演のあと、双方から子宮内膜がんのスクリーニング検査の機械使用や診療経験、日本のスクリーニング検査においてそれぞれの医療施設の役割、子宮内膜がんの治療における漢方薬の使用・効果等に関して活発な質疑応答と意見交換がなされました。
また、コロナ終息後の相互訪問や更なる交流に期待を寄せるとともに、和やかな雰囲気の中で交流会が終わりました。
▲質疑&交流の様子