2022/01/25交流活動
日中頭頸部外科オンライン交流会開催
1月14日国立がん研究センター中央病院と中国甘粛省腫瘍病院間の頭頸部外科オンライン交流会が行われました。
▲交流中の様子
▲日本側会場と中国側会場の様子
今回の交流会は国立がん研究センター中央病院から副院長・頭頸部外科科長吉本世一先生、外来医長小村豪先生を講師としてお招きし、甘粛省腫瘍病院側から副院長・主任医師劉勤江先生、主任医師田尤新先生、副主任医師薛金才先生、董方先生はじめ頭頸部外科医師30名余りが参加され開催されました。
交流会は劉勤江先生の病院紹介から始まり、吉本世一先生、田尤新先生、小村豪先生、董方先生の順に講義がありました。
▲吉本世一先生講義中
吉本世一先生演題:「Surgical management of thyroid carcinoma invading the trachea」
▲田尤新先生講義中
田尤新先生演題:「Focus Problems in the papillary thyroid microcarcinoma」
▲小村豪先生講義中
小村豪先生演題:「Comorbidity as predictor poor prognosis for patients with advanced head and neck cancer treated with major surgery」
▲董方先生講義中
董方先生演題:「Immunotherapy for nasopharyngeal carcinoma」
▲質疑応答中の様子
講義のあと、双方からは積極的な質疑応答がなされ、頭頸部外科関連手術方法や考え方に関して意見交換がなされました。
吉本世一先生は中国側病院劉勤江先生が十数年前日本研修時の指導医で、今回のオンライン交流会で再会できたこと、友情と学術交流を深める大変有益な機会になったことを大変喜んでおられました。和やかで名残惜しい中で交流会が終わりました。