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2021/11/12交流活動

日中婦人科腫瘍(卵巣がん)学術オンライン交流会開催

 10月29日、東京慈恵会医科大学附属病院と天津市第一中心医院の婦人科オンライン交流が行われました。

▲天津市第一中心医院会場の様子(写真:天津市第一中心医院より)

 今回の交流会には、東京慈恵会医科大学附属病院からは産婦人科診療部長岡本愛光主任教授に加え田畑潤哉先生、齋藤良介先生が参加され、天津市第一中心医院からは許建剛副院長、産婦人科部長瞿全新教授をはじめ張麗志先生、李小林先生など日中合わせて約50名の医師が参加されたほか、中国各地病院の900名余りの産婦人科医師等がライブで交流会に視聴参加されました。

▲開会の挨拶の様子

 許建剛副院長と岡本愛光教授の挨拶、双方の病院・診療科のビデオ紹介の後、岡本愛光教授、田畑潤哉先生、齋藤良介先生、瞿全新教授、張麗志教授による講演がありました。

 

岡本愛光教授講演テーマ:「進行卵巣癌の最新治療」

▲岡本愛光教授のご講演

 

田畑潤哉先生講演テーマ:「RET遺伝子における新たなタイプの発がん変異」

▲田畑潤哉先生講演中の様子

 

齋藤良介先生講演テーマ:「プラチナ感受性卵巣明細胞がんにおけるバイオマーカーの検索」

▲齋藤良介先生講演中の様子

 

瞿全新教授講演テーマ:「再発卵巣癌の治療について」

▲瞿全新教授講演中の様子

 

張麗志教授講演テーマ:「免疫治療が進行卵巣がんの第一選択治療として――論争と思考」

▲張麗志教授講演中の様子

 

▲質疑応答・交流の様子

 今回の交流会では卵巣がんの治療について質の高い講演と活発な意見交換が行われました。

 新型コロナの影響で相互訪問が難しい状況が続いておリますが、オンライン交流を通じて相互理解と友情を深めることができ、コロナ終息後の相互訪問や研修留学など更なる交流に期待を寄せるとともに、岡本愛光教授が学術集会長を務める2023年5月開催予定の第75回日本産科婦人科学会学術講演会での再会を約束し、和やかな雰囲気の中交流会を終えました。

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