2021/09/03交流活動
日中消化器肝胆外科オンライン交流会開催
8月27日愛知県がんセンター病院と中国中山大学孫逸仙記念病院間の消化器肝胆外科オンライン交流会が行われました。
▲オンライン交流中の様子
今回の交流会は愛知県がんセンターから副総長梛野正人先生、消化器外科部医長川勝章司先生を講師としてお招きし、中山大学孫逸仙記念病院側からは劉超副院長はじめ肝胆外科医師20名余りが会場に集まりました。梛野先生は世界に名を馳せる肝門部胆管がん手術の名医であり、中国でも広く知られていることから、今回の交流会への参加希望者が多く、中国側のオンライン参加者数は400名を超えていました。
交流会は劉超先生の病院紹介から始まり、梛野先生、劉超先生、川勝先生からの講義がありました。
▲梛野正人先生講義中
梛野正人先生演題:「Surgery for Perihilar Cholangiocarcinoma」
▲劉超先生講義中
劉超先生演題:Imaging Evaluation of Tumor Progression after Preoperative Biliary Drainage and/or Portal Vein Embolization in Patients with Perihilar Cholangiocarcinoma
▲川勝章司先生講義中
川勝章司先生演題:Postoperative Complications after Major Hepatectomy for Perihilar Cholangiocarcinoma
▲質疑応答中の様子
講義のあと、双方からは積極的な質疑応答がなされ、肝胆外科関連手術方法や考えに関して意見交換がなされました。また、オンラインで参加された先生方からの質問にも一つ一つ丁寧にご回答いただきました。
コロナ禍で相互訪問ができない今、オンラインを活用した交流会は、相互理解と友情を共に深める大変有益な機会になったことに加え、コロナ終息後には是非中国にご指導に来ていただきたいと中国側劉超先生からお誘いのメッセージもあり、和やかな雰囲気の中で交流会が終わりました。